個人情報漏えい・セキュリティ事件

詐欺ウォールがあれば防げた可能性のあるネット詐欺事件

監修者:金子 雅和

詐欺ウォールは、個人、法人問わずインストールしておくべき、ネット詐欺対策に特化したセキュリティソフトです。
今回は、詐欺ウォールの導入を検討している個人、法人に対して、詐欺ウォールがあれば防げた可能性のあるネット詐欺事件をいくつか紹介します。

詐欺ウォールがあれば防げた可能性のあるネット詐欺事件の事例①フィッシング詐欺

頻繁にネットショッピングをするOさんの元に、ある日突然クレジットカード会社から、「最近クレジットカードの悪用が多いため、以下のURLをクリックして、氏名、クレジットカード番号を入力し、暗証番号を変更してください」という内容のメールが届きました。
このメールを見たOさんは、すぐにURLをクリックし、指示通り氏名、クレジットカード番号、新しい暗証番号を入力しました。
ただ、その1ヶ月後、Oさんの元に届いたクレジットカードの請求書には、数十万円もの利用金額が記載されており、明細を見ると、まったく買い物をした覚えのないサイトで、クレジットカードを使用していることになっていたのです。
もしOさんが詐欺ウォールを導入していれば、メールに記載されたURLにクリックした時点で警告画面が表示されるため、このようなネット詐欺事件は防げたかもしれません。

詐欺ウォールがあれば防げた可能性のあるネット詐欺事件の事例②ワンクリック詐欺

ある日、Eさんの携帯電話に、見知らぬ人物からメールが届きました。
また、そのメールにはURLが記載されており、時間を持て余していたEさんは、何気なくそのURLをクリックしてしまいました。
すると、携帯電話の画面に、「ご入会有難うございます。あなたの個体識別番号は以下の通りです」というメッセージとともに、見知らぬサービスの料金を請求するという旨、「1週間以内に支払いがなければ、延滞料金が発生する」という旨が表示されました。
結果、焦ったEさんは、指定された口座番号にすぐ料金を振り込んでしまいました。
これは、とてもポピュラーなワンクリック詐欺の手口です。
ただ、詐欺ウォールを導入していれば、メールが届いたとしても、フィッシング詐欺同様、URLをクリックした時点で警告画面が表示されるため、このようなネット詐欺事件は防げる可能性が高いです。

詐欺ウォールがあれば防げた可能性のあるネット詐欺事件の事例③偽警告

Aさんがパソコンを使用していると、突然画面上に「ウイルスを検出しました」という画面が表示され、その画面を消すことができなくなりました。
また、Aさんがその画面を消すためにいろんな場所をクリックしていると、セキュリティソフトの購入画面に移ってしまい、記載された電話番号に電話したところ、「ウイルスに感染しています。このままでは危険です」と言われてしまいました。
怖くなったAさんは、セキュリティソフトの購入画面で住所、氏名、クレジットカード番号を入力し、60,000円もの金額を支払いましたが、後日ニュースで同様の被害事例があったことを知り、そのとき初めて騙されたことに気付いたのです。
ただ、もしAさんが詐欺ウォールを導入していれば、偽警告画面が表示された時点で、その画面に覆いかぶさるように警告画面が表示されていたため、このようなネット詐欺事件の被害に遭うことはなかったでしょう。

詐欺ウォールがあれば防げた可能性のあるネット詐欺事件の事例④偽販売サイト

Jさんは、日用品が切れそうだったため、まとめ買いをしようと思い、ネット上で最安値のサイトを探していました。
すると、普段利用する大手通販サイトよりも、2割近く安めの通販サイトを発見したため、そのサイトで日用品を購入することにしました。
返信メールもすぐに届いたため、Jさんは何も疑問に思わず、そのままスマホから、入金先に振込をしました。
ただ、そこから1週間経過しても商品が届かず、問い合わせメールを送っても返信がなかったため、もう1度そのサイトを確認してみると、なんとそのサイトはすでに閉鎖されていたのです。
また、そのサイトについて検索してみると、すでに“詐欺認定”が出ているサイトだということがわかり、Jさんは数万円を騙し取られてしまいました。
以前、偽販売サイトは、不自然な日本語で記載された、偽ブランド品の販売サイトが主流でしたが、近年は、見た目がほとんど通常と変わらない偽販売サイトが多く存在するため、偽かどうかの判断がとても難しくなっています。
ただ、詐欺ウォールを導入していれば、巧妙に作られている偽販売サイトにアクセスした場合でも、購入する直前で警告画面が表示されるため、このようなネット詐欺事件の被害に遭う可能性は低いです。

まとめ

ここまで、詐欺ウォールを導入していれば防げた可能性のあるネット詐欺事件について解説してきました。
ネット詐欺の手口は年々巧妙になっており、なおかつ短い期間で、どんどん新しい手口が登場します。
したがって、「ネット詐欺なんか、絶対引っかからない」という自信を持っている方こそ、考えを改め、詐欺ウォールを導入することをおすすめします。

 

ピックアップ記事

  1. ビルメンテナンス業の個人情報漏えい対策になるガイドライン
  2. JAPHICマークに関するよくある質問にお答えします!
  3. 【不動産業界】個人情報漏えいに備えた対策を考えよう
  4. 詐欺ウォールがあれば防げた可能性のあるネット詐欺事件
  5. 【医療介護業界】患者の個人情報漏えい事件を紹介します

関連記事

  1. 個人情報漏えい・セキュリティ事件

    情報セキュリティ事件は今も至るところで発生しています!

    さまざまな企業において適切な対策を取るようになった昨今ですが、それ…

  2. 個人情報漏えい・セキュリティ事件

    最近起こったECサイトが対象の情報セキュリティ事件

    ECサイトにおける情報セキュリティ事件は、今年も数多く発生していま…

  3. 個人情報漏えい・セキュリティ事件

    ウイルス感染が確認された情報セキュリティ事件について

    ヒューマンエラーや不正アクセスが原因の個人情報漏えい事件は、毎日のよ…

  4. 個人情報漏えい・セキュリティ事件

    個人情報を紛失・廃棄した情報セキュリティ事件を紹介します

    企業や団体の個人情報は不正アクセスだけでなく、管理体制の甘さによる…

  5. 個人情報漏えい・セキュリティ事件

    日々発生する情報漏えい事故は他人事ではありません!

    毎日のように発生している中小企業の情報漏えい事故。つまり現在の状…

業種別記事

おすすめ記事

人気のある記事

最大700万の損害賠償保険が自動付帯

JAPHICマークの詳細・無料セミナーはこちら
PAGE TOP