個人情報漏洩により晒される危険とはなにがあるのか?

個人情報

お客様からお預かりする個人情報の取扱いは、インターネットの無い時代から難しい問題とされていましたが、現代はネットの普及によってその数も膨大なものになり、さらに神経質な扱いを要求されています。

それでも、多種多様なサイバー攻撃の増加や進化により、年間に数多くの情報流出事件の報道を耳にします。

その度、とんでもないことが起きたとか、私の情報は大丈夫だろうかと心配はするのですが、実際にはどのような事が起きるのでしょうか。個人と企業の危険についてまとめてみました。

個人の情報が流出した場合

個人情報を買い取る業者の存在があります。インターネット上でその取引は行われており、その後、情報はまた別の第三者に売られ、それをもとに販促メールや電話を使って営業活動をするということが行われています。

特に必要としてるわけでもない物品の販売営業が突然始まります。そのような手段によって情報を得るような会社ですから、あまり来て欲しくは無い営業ですね。女性の方だと、精神的にも不安に感じてしまうでしょう。

または愉快犯の手に情報が渡ってしまうこともあります。SNSや掲示板にその情報(名前や住所、顔写真)などが晒されてしまうと、知られたくない情報がネット上に拡散されていき、自分の手では止めることが出来ないです。

どこの誰がその情報を閲覧するかはわかりません。さらなる事件を呼んでしまうことも考えられるでしょう。さらにクレジットカードなどの情報が含まれていた場合、そのカードを不正に利用される事も十分にありえます。これらが全てではありません。

さらに情報悪用の方法は時代と共に進化し続けています。個人情報を他人に知られてしまうということは、予測できない危険の標的にされてしまうという事であり、大変危険です。

企業が情報を漏洩してしまった場合

情報を漏洩してしまった企業には、どれほどの被害があるでしょうか。
個人情報を安全に取り扱うことを前提にお預かりしているわけですから、必ずお客様に対して損害賠償が必要になってきます。

その、価格は数百円から数万円まで様々ですが、5千人分情報が漏洩したとしても、一人に対し一万円を支払えば5千万円という金額になってしまいますし、金銭を受け取って信用が回復することはありません。

取引先に対しても同じことで、付き合いがある会社に深刻かつ迷惑をかけてしまうことになるでしょう。
内容によっては法的に罰せられることも考えられます。

被害を最小限に食い止めるためにも、真摯な対応を行い、二度と情報漏洩がないようにと徹底した管理を再構築し直さなければならないのです。これらは一部の危険を想定しただけに過ぎませんが、個人の生活や企業の経営を根本から壊しかねない、非常に大切な問題だと思います。

個人は自分の身を守るためにも、企業はお客様からの信頼をより確固としたものにするためにも、最善の対策をしていけるよう意識し続けていきましょう。

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