個人情報漏えい・セキュリティ事件

比較的新しいサイバー攻撃事件をいくつか紹介します

監修者:金子 雅和

企業がサイバー攻撃によって個人情報を漏えいしてしまう事件は、同じような事例が相次いで報告されています。
今回はここ数ヶ月の間に起こった、比較的新しいサイバー攻撃事件をいくつか紹介します。
事例を知り、企業にとっての情報セキュリティ対策の一環として活かしましょう。

ここ数ヶ月の間に起こった比較的新しいサイバー攻撃事件①Beyond Publishing不正アクセス事件

Beyond Publishing不正アクセス事件は、昨年12月に起こった比較的新しいサイバー攻撃事件です。
学研プラスが運営している電子書籍配信サイトである“Beyond Publishing”が不正アクセスの被害に遭い、ユーザーの個人情報が漏えいしてしまいました。
同社によると、サイトで提供している“学研図書ライブラリー”のユーザー最大712人の個人情報が漏えいした可能性があるとされています。
ユーザーの個人情報には、氏名やニックネーム、メールアドレスなどが含まれています。
サイトの開発委託先から指摘を受けて調査を行った同社は、不正アクセスの痕跡を確認した後にすぐサービスを停止し、対象となるユーザーへの連絡、電話応対のための窓口の設置などを行っています。

ここ数ヶ月の間に起こった比較的新しいサイバー攻撃事件②Lifebear不正アクセス事件

Lifebear不正アクセス事件は、今年3月に発生したとても新しいサイバー攻撃事件です。
カレンダー、タスクリスト、メモなどの機能を提供するクラウドサービスである“Lifebear”が不正アクセスを受け、ユーザーのアカウント情報が漏えいしてしまいました。
同サービスを提供している“ライフベア”によると、メールアドレスとパスワードをハッシュ化されたデータを第三者に窃取された可能性が高いとのことです。
また同社は引き続き調査委を行い、警察に相談して今後の対応を検討しています。
ユーザーにはパスワードの変更を促し、他のサービスで同一パスワードを使用する方に注意を呼びかけています。

ここ数ヶ月の間に起こった比較的新しいサイバー攻撃事件③日本貸金業協会不正アクセス事件

日本貸金業協会不正アクセス事件も、今年3月に発生したとても新しいサイバー攻撃事件です。
この事件は、“日本貸金業協会”が会員向けに提供している“協会員専用サイト”において、不正アクセスが発生したというものです。
会員における“管理者”としてサイトに登録されていたメールアドレス、パスワード約1,000件が漏えいしてしまいました。
日本貸金業協会は、2018年1月にも3度に渡って不正アクセスによって個人情報969件が被害に遭っており、今回発生した事件でさらに情報セキュリティにおける脆弱性を露呈することとなっています。

まとめ

ここ数ヶ月の間に起こった、比較的新しいサイバー攻撃事件を紹介してきました。
未だにサイバー攻撃によって個人情報が漏えいするという事例は多く、中には今回紹介したように、同じような被害に続けて遭っている企業もあります。
企業は個人情報を漏えいさせてしまうことによって、さまざまな部分でダメージを負ってしまいます。
個人情報の第三者認証制度 “JAPHIC(ジャフィック)マーク”などの取得を目指し、常に情報セキュリティ体制を隙のないものにしておきましょう。

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