【最新】今月起こった注目の情報セキュリティ事件

個人情報漏えい・セキュリティ事件

今月も企業、学校、金融機関など、あらゆる場所で情報セキュリティ事件が発生しています。
今回は、今月起こった事件の中から、特に注目の情報セキュリティ事件をいくつか紹介したいと思います。
ぜひ参考にしていただいて、情報セキュリティ事件のリスクはどこにでも潜んでいることを再確認しましょう。

今月起こった注目の情報セキュリティ事件①豊島区新入学予定者名簿紛失事件

東京都豊島区において、教育委員会から区立中学校に宛てに送付した新入学予定者の名簿がなくなってしまうという情報セキュリティ事件が発生しました。
これは、豊島区の文書送付システムによって送付した名簿の写しが所在不明になっているものであり、その名簿には、区立中学校の入学予定者氏名、生年月日、住所、保護者氏名など、288人分の個人情報が含まれていました。
中学校や教育委員会は、校内や教育委員会内の捜索を行うも見つからず、同区は個人情報漏えいの対象となった入学予定者、保護者に事情の報告と謝罪を行っています。

今月起こった注目の情報セキュリティ事件②神奈川県狩猟免状紛失事件

神奈川県の“横須賀三浦地域県政総合センター”で、個人情報が含まれる狩猟免状を紛失するという情報セキュリティ事件が発生しました。
これは、同センターが保管する、狩猟免許試験に合格した方に渡す狩猟免状をなくしてしまったものであり、免状には23人分の氏名や住所などが記載されていました。
また、本来免状は鍵付きのロッカーで保管されるはずでしたが、同センターの職員が机に置いた後に紛失していることから、職員の不注意が原因だとされています。
同センターは再び狩猟免状を作り直し、対象者への事情説明、謝罪を順次行っています。

今月起こった注目の情報セキュリティ事件③岐阜県県立高校個人情報漏えい事件

岐阜県のとある県立高校において、誤って生徒の成績表を、プロジェクターでホワイトボードに映してしまうという情報セキュリティ事件が発生しました。
誤って映し出されてしまった情報には、生徒57人分の氏名、出席番号、得点、課題ノートの評価点といった個人情報が含まれています。
同校の講師が、生徒に予習をさせている間、パソコンをプロジェクターに接続し、表計算ソフトに生徒の成績を入力していたところ、誤ってその作業の様子がホワイトボードに映しだされたのが原因です。

まとめ

ここまで、今月起こった注目の情報セキュリティ事件について解説してきました。
特に注目していただきたいのは、やはり岐阜県の県立高校で発生した情報セキュリティ事件ですね。
実際個人情報が記載された書類やデータが流出したわけではありませんが、たとえ少しの間でも個人情報を第三者が閲覧できる状態になってしまうと、その原因となった学校や企業は、事実を公表し、対象者に謝罪をしなければいけません。
そのことによって被害が発生した場合、損害賠償の対象となりますので、情報漏えいに対する損害保険に加入しておくのも大事になります。
JAPHIC(ジャフィック)マークでは、個人情報保護の対策と整えるのと共に損害賠償保険も付帯されるので安心することが出来ます。

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