サイバー攻撃をリアルタイムで確認できるブラウザ版ツール

サイバー攻撃

現在も世界の至るところでサイバー攻撃が行われ、多くの企業や個人が被害に遭っています。
今回は、そんなサイバー攻撃の動向をチェックするためのブラウザ版ツールをいくつか紹介します。
これから紹介するブラウザ版ツールを利用すれば、サイバー攻撃関連のありとあらゆる情報をリアルタイムでチェックでき、対策に繋げられます。

サイバー攻撃をリアルタイムでチェックできるブラウザ版ツール①IPバイキングライブ

IPバイキングライブは、アメリカのノース社という企業が提供しているブラウザ版ツールです。
世界のマップと、サイバー攻撃の状況がリアルタイムで表示されています。
現在サイバー攻撃を行っている国(攻撃者)、サイバー攻撃の種類、サイバー攻撃の被害に遭っている国(被害者)、そしてサイバー攻撃における細かい情報が網羅されています。

サイバー攻撃をリアルタイムでチェックできるブラウザ版ツール②デジタルアタックマップ

デジタルアタックマップは、世界的大企業であるグーグル社によって提供されているブラウザ版ツールです。
このブラウザ版ツールは、サイバー攻撃の中でも“DDoS攻撃”の動向をリアルタイムでチェックすることに特化したものとなっています。
マップ上には多くの点線が表示されており、そこにマウスポインタを合わせると現在行われているDDoS攻撃の詳細がチェックできます。
攻撃者である国と被害者である国だけでなく、点線の形状によって海外からの攻撃なのか、国内からの攻撃なのかも判断することができます。
点線が弧を描いていれば海外からの攻撃、円を描いていれば国内からの攻撃ということになります。
ちなみに攻撃者である国が不明な場合は、上向きの点線が表示されます。

サイバー攻撃をリアルタイムでチェックできるブラウザ版ツール③ニクターウェブ

ニクターウェブは、“NICT(独立行政法人情報通信研究機構)”によって観測されたサイバー攻撃の情報が公開されているブラウザ版ツールです。
日本産のブラウザ版ツールであり、未使用のIPアドレスを悪用したサイバー攻撃や、インターネット上の怪しい動きを日々監視しています。
マップ上に情報が表示されたもの、立法体にマッピングがされたものなど、さまざまなレイアウトに変更することができます。
またNICTが観測したサイバー攻撃の情報を、1週間分まとめてチェックすることもできます。

サイバー攻撃をリアルタイムでチェックすることの重要性

企業はもちろんですが、個人にとってもサイバー攻撃をリアルタイムでチェックするということは重要です。
サイバー攻撃は日々行われるものであり、対策が追いつかないほど手口の多様化も進んでいます。
またサイバー攻撃はその時々によって流行りというものがあるため、今どんなサイバー攻撃が多く行われているのかを知ることで、流行りのサイバー攻撃における被害を防ぎやすくなるのです。

まとめ

世界的にIoT化が進んでいることもあり、これからも多くのサイバー攻撃が行われ、新たな手口が生み出されることが予想されます。
今回紹介したサイバー攻撃をリアルタイムでチェックできるブラウザ版ツールは、企業だけでなくもちろん個人でもぜひ利用していただきたいものばかりです。
英語表記ものが多いですが、継続してチェックしていれば決して理解できないものではありません。
企業としてはしっかりとしたセキュリティ体制を社内・社外に浸透させるため、第三者認証マークの”JAPHIC(ジャフィック)マーク”などの取得を目指すのをお勧め致します。

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