個人情報

個人情報の悪用被害を防ぐために利用すべき最新アプリ

監修者:金子 雅和

個人情報の悪用被害は、未だに減少する気配がありません。
それどころか、サイバー攻撃者による攻撃の手口は多様化しており、どんどん個人情報の悪用被害への対処が難しくなっています。
今回は、そんな個人情報の悪用被害を防ぐために利用すべき話題の最新アプリについて徹底解説します。

個人情報の悪用被害を防ぐために利用すべき“詐欺ウォール”の概要

今回解説するのは、BBソフトサービスによってリリースされている“詐欺ウォール”という最新アプリです。
このアプリは、“ネット詐欺対策アプリ”としてリリースされており、個人情報の悪用被害を防ぐためにさまざまな役割を果たしてくれます。
詐欺ウォールの役割は大きく分けて3つあり、1つは“ネット詐欺被害に遭う可能性があるウェブサイトの検知”です。
詐欺ウォールを導入したパソコンで怪しいウェブサイトにアクセスすると、画面いっぱいに赤と黄色の警告画面が表示されます。
2つ目の役割は、身代金ウイルスとして有名な“ランサムウェアへの対処”です。
詐欺ウォールを導入していれば、ランサムウェアによるファイルへのアクセスをブロックし、データを保護してくれます。
3つ目の役割は、“詐欺メール、怪しいサイトの発見・報告”です。
ネット詐欺被害に遭いそうなウェブサイト、詐欺メールと疑われるメールを発見した場合、すぐにその事実を報告してくれます。
つまり詐欺ウォールは、個人情報の悪用被害に繋がりかねないウェブサイトやメールに関して、包括的に対処してくれるアプリだということです。

とにかく“ネット詐欺対策”に特化している詐欺ウォール

個人情報の悪用被害を防ぐためにさまざまな役割を果たす詐欺ウォールの特徴は、とにかく“ネット詐欺対策”に特化しているという点です。
実は詐欺ウォールには、ランサムウェアへの対処程度しか、マルウェアに対抗するための機能が実装されていません。
その代わり、ネット詐欺の検出・報告に関しては、どのアプリよりも優れていると言えます。
ネット詐欺という言葉を聞くと、多くの方が“フィッシング詐欺”、“ワンクリック詐欺”、“偽物の警告”などを想像するかと思います。
ただ詐欺ウォールは、これらのネット詐欺だけでなく、通常のアプリでは悪質と判断されないネット詐欺も検知してくれます。
例えば、粗悪なブランド品を売りつけたり、商品を購入しても配送しなかったりする“フェイクストア”は、悪意のある動きをしないため、悪質と判断するのが難しいと言われています。
詐欺ウォールはこのようなサイトも検知することができるため、個人情報の悪用被害を防ぐためだけでなく、金銭的な被害を防ぐためのアプリとしても優秀だと言えます。

詐欺ウォールはどうやってネット詐欺を防いでいるのか?

詐欺ウォールがネット詐欺対策に特化し、個人情報の悪用被害や金銭的な被害を防いでくれるアプリだということは、理解していただけたかと思います。
では詐欺ウォールは、一体どうやってネット詐欺を防いでいるのでしょうか?
詐欺ウォールは、3つの手法を用いてネット詐欺を検知します。
1つ目は、リリース元であるBBソフトサービスが持つ情報、公的機関などから集めた情報を参考に、危険なURL、ドメインを検知する“ブラックリスト検知”という手法です。
2つ目は、ウェブサイトが危険なサイト特有の動きを見せていないかどうか、サイトへのアクセス前に分析して検知する“ヒューリスティック検知”という手法です。
詐欺ウォールでは、“危険なサイト”によく見られる偽装の手段、アクセスのパターンなどを参考に、1,000種類ものチェックがウェブサイトへのアクセス前に行われています。
そして3つ目は、あらゆる手口で詐欺行為を行うサイトをリアルタイムで検知するために、ヒューリスティック検知のサポートを行う“AI検知”です。
この手法は昨年導入されたばかりの最新の手法であり、AIの力を利用することによって、未曽有の詐欺手法に迅速に対応できるようにされています。

スマートフォン版もリリースされている詐欺ウォール

ここまで解説したのは、パソコン(Windows)版の詐欺ウォールについてです。
実は詐欺ウォールは、スマートフォン版もリリースされています。
iOS、Androidの両方に対応しており、それぞれ多少仕様が異なります。
Android版の詐欺ウォールは、詐欺メールや危険なウェブサイトからの保護機能と、SNSアプリにおけるネット詐欺の検知に重きを置いています。
近年特に詐欺被害が多く発生している“LINE”アプリのブラウザでは、パソコン版で用いられているすべての手法でネット詐欺が検知され、“Facebook”や“Twitter”などのアプリではブラックリスト検知が用いられています。
一方iOS版の詐欺ウォールは、“VPNガード”を実装し、詐欺ウォールアプリ外のブラウザにおいても、ネット詐欺が検知できるようになっています。

詐欺ウォールの利用をおすすめする理由

詐欺ウォールの利用をおすすめする理由は、もちろん詐欺ウォールが個人情報の悪用被害を防ぐのに最適なアプリであるためです。
ただ、理由はそれだけではありません。
1番の理由は、近年ネット詐欺の被害が急激に増加しているためです。
情報処理推進機構(IPA)のデータを見ると、近年のウイルス届出件数が減少傾向にあるのに対し、ネット詐欺、フィッシング詐欺などの相談件数は増加しているとされています。
またネット詐欺の被害が増加している理由には、誘導先サイトの巧妙化が挙げられます。
情報セキュリティ業界をリードする企業である“ウェブルート”が一昨年に行った調査によると、ネット詐欺の原因となるサイトの約8割が、開設されてから1日以内に削除されています。
したがって個人情報の悪用被害を防ぐためには、詐欺ウォールのように迅速にネット詐欺に対処できるアプリの存在が必要不可欠なのです。

まとめ

個人情報の悪用被害を防ぐために利用すべき最新アプリ、“詐欺ウォール”について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
個人情報の悪用被害を防ぐためには、詐欺ウォールのようにネット詐欺に強く、なおかつ迅速に対処してくれるアプリを導入するべきだと言えます。
パソコン版を1台のみで利用する場合は月額216円、スマートフォン版は月額120~210円と価格もリーズナブルなため、ぜひ利用を検討してください。

 

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