【個人情報】運転免許証を失くしたときに考えられる被害とは

個人情報

運転免許証は、本来車を運転するために必要なものですが、本人確認書類としてもよく利用されます。
したがって、誤って運転免許証を失くしてしまうと、さまざまな被害を受ける可能性があります。
今回は、日常に潜む個人情報漏えい被害として、運転免許証を失くしたときに考えられる被害について解説します。

【個人情報】運転免許証を失くしたときに考えられる被害①不正な借入

先ほども触れたように、運転免許証は本人確認書類として利用されるケースも多いです。
したがって、第三者に取得された運転免許証で、不正な借入をされる可能性があります。
大手消費者金融などであれば、顔認証などを使って慎重に本人確認がされますが、規模の小さい消費者金融やいわゆる“闇金”などでは、比較的簡易な本人確認しか行われないケースもあります。

【個人情報】運転免許証を失くしたときに考えられる被害②不正な携帯電話の契約

運転免許証を失くしてしまった場合、本人確認書類として利用され、不正に携帯電話を契約されてしまう可能性もあります。
このような不正な契約は、各キャリアの店舗ではなく、家電量販店で行われるケースが多いです。
組織犯罪グループなどに複数の携帯電話を不正に契約されると、被害金額は非常に大きくなります。

【個人情報】運転免許証を失くしたときに考えられる被害③不正な銀行口座の開設

失くした運転免許証が悪用され、不正に銀行口座を開設される可能性もあります。
第三者によって開設される銀行口座のほとんどは、架空請求などの振込先として利用されます。
また不正に銀行口座を開設されてしまうと、今後その銀行で銀行口座が開設できなくなることもあります。
もちろん、複数の銀行口座を不正に開設されてしまった場合、どこに行っても口座が開設できないという状況になることも考えられます。

【個人情報】運転免許証がないと気付いたら・・・

もし運転免許証を失くしてしまった場合、警察署に免許証が届いていないかをチェックしに行きましょう。
またもし届いていなかった場合は、その場ですぐに遺失届を提出します。
この届出をすれば、免許証の不正利用によってさまざまな請求が手元に届いたとしても、それらの請求に応じる義務はなくなります。
またもちろん、警察や運転試験場に赴き、すぐに運転免許証を再発行してもらうことも忘れてはいけません。

まとめ

日常に潜む個人情報漏えい被害として、運転免許証を失くしたときに考えられる被害について解説しました。
この他にも、ネットに個人情報を売られたり、ストーカー行為をされたりといった被害を受けることが予想されます。
財布ごと失くしてしまったとき、現金やクレジットカードの方を先に心配する方も多いかと思いますが、運転免許証も同じくらい大事であることを忘れてはいけません。

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