【セキュリティ対策】サイバー攻撃を可視化できる内部対策

サイバー攻撃

企業のセキュリティ対策として、サイバー攻撃を“可視化”できる内部対策の導入をおすすめします。
サイバー攻撃を可視化できる内部対策とは、サイバー攻撃の現状を把握できるツールの使用を意味します。
“Atlas”に関しては以前の記事で紹介していますので、それ以外の可視化ツールをいくつか紹介しましょう。

【セキュリティ対策】サイバー攻撃を可視化できる内部対策ツール①DARKTRCE Enterprise Immune System

DARKTRCE Enterprise Immune Systemは、イギリスのサイバー攻撃対策ツールを提供している“Darktrce”という企業が開発した可視化ツールです。
AIを活用して不正なソフトの通信や行動を分析し、危ないソフトを可視化することで企業が早めに内部対策を取れる仕組みになっています。
大手セキュリティ企業ならではの最新技術が取り入れられた可視化ツールと言えるでしょう。
通常のセキュリティツールであれば、サイバー攻撃などの脅威を検知した後に対策を取りますが、この可視化ツールはより早くサイバー攻撃へのセキュリティ対策・内部対策を取れるのが特徴です。

【セキュリティ対策】サイバー攻撃を可視化できる内部対策ツール②CYBERTHEREAT REAL-TIME MAP

CYBERTHEREAT REAL-TIME MAPは、ロシアの“カペルスキー研究所”という企業が提供している可視化ツールです。
地球の形をしたマップを見ることで、どこでサイバー攻撃が行われているのかを可視化できるという画期的なビジュアルです。
見にくい方はレイアウトや色も変えることが可能です。
日本語サポートには対応していませんが、企業のセキュリティ対策・内部対策として、1度導入を検討してみる価値はあると思います。

【セキュリティ対策】サイバー攻撃を可視化できる内部対策ツール③IBM X-Force Exchange

IBM X-Force Exchangeは、世界的に有名なIT企業であるIBMによって運用されている可視化ツールです。
IBM X-Forceというセキュリティの研究組織を中心に、世界各国の専門家がサイバー攻撃の分析を行います。
その分析によって導かれた適切な対策を、ユーザーに提供してくれるというツールです。
企業には常に新しい脅威へのセキュリティ対策・内部対策の考案が求められるため、非常に利用する価値のある可視化ツールと言えるでしょう。

【セキュリティ対策】サイバー攻撃を可視化できる内部対策ツール④Fireeye Cyber THREAT MAP

Fireeye Cyber THRET MAPは、アメリカのセキュリティ企業である“Fireeye”によって提供されている可視化ツールです。
先ほど紹介したCYBERTHEREAT REAL-TIME MAPのように、世界でどんなサイバー攻撃が行われているのかをマップで確認できます。
Fireeye社は、企業へのサイバー攻撃としてもっとも事例が多いとされる“標的型攻撃”に強みを持っています。
したがってこのFireeye Cyber THRET MAPも、標的型攻撃へのセキュリティ対策・内部対策として非常に利用しやすいツールとなっています。

まとめ

企業は常に新しい脅威に合わせたセキュリティ企業・内部対策を取ることは難しいため、サイバー攻撃可視化ツールの利用はぜひ検討するべきです。
また企業が自社のセキュリティ体制を見直し、正しく運用・管理するというのも、立派なセキュリティ対策・内部対策となります。
JAPHIC(ジャフィック)マーク”などの取得を目指し、正しい企業体制を整えましょう。

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