【個人情報】テレワークに潜む3つのリスクについて!

個人情報

近年、従来の働き方にとらわれず、臨機応変な働き方ができる“テレワーク”を導入する企業が増加してきました。
ただ、テレワークを導入するのであれば、企業は今回解説する3つのリスクを把握しておかなければいけません。
個人情報の漏えいに繋がるリスクであるため、ぜひ参考にしてください。

【個人情報】テレワークに潜むリスク①従業員の不正行為

テレワークを導入する場合、従業員は企業から社用パソコン、社用スマホなどを持ち出すことになります。
ただ、もちろん企業の監視の目が届くわけではないため、社用パソコンや社用スマホにおける個人情報の管理は、従業員のモラルに大きく依存します。
したがって、従業員が不正行為を行わないように、まずはルールを徹底する必要があります。
また、従業員が行うかもしれない不正行為にはどんなものがあるのか、従業員が不正行為を行うことで、企業はどれくらいのダメージを受けるのかについても、テレワーク導入前に把握しておかなければいけません。

【個人情報】テレワークに潜むリスク②盗難、紛失

一口にテレワークと言っても、すべての従業員が自宅で仕事をするわけではありません。
中には、不特定多数の人が集まるカフェなどで仕事をする従業員もいます。
したがって、不用意にパソコンから離れるなどしたときに、社用パソコンや社用スマホ、もしくはリムーバブルディスクなどが盗難に遭う可能性もあるのです。
また、外に出て仕事をする場合、当然自宅から社用パソコンや社用スマホを持ち出し、持ち歩くことになります。
そのため、公共交通機関に置き忘れ、紛失してしまうなどといったリスクもあるでしょう。

【個人情報】テレワークに潜むリスク③ショルダーハッキング

ショルダーハッキングとは、他人がパスワードや暗証番号を入力しているところなどを盗み見ることを言います。
肩越しに盗み見ることから、ショルダーハッキングと呼ばれています。
先ほども触れたように、テレワークといっても、すべての従業員が自宅で仕事をするわけではありません。
そのため、不特定多数の人が集まるカフェなどで、周囲の目を意識せず仕事に没頭していると、ショルダーハッキングによって、個人情報や機密情報を盗まれてしまう可能性があります。
このような事態を避けるために、企業は従業員に対して、“重要な情報が常に人の目にさらされている”ということの意識付けをしなければいけません。

まとめ

ここまで、個人情報の漏えいに繋がりかねない、テレワークにおける3つのリスクについて解説してきました。
テレワークの利便性や効率性だけに注目し、安易な気持ちで導入してしまうと、企業は高確率で個人情報を漏えいさせてしまうでしょう。
それは、企業自体がテレワークのリスクを把握していないことだけでなく、従業員にリスクに関する意識付けができていないことが大きな原因です。

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