詐欺ウォールを導入している場合としていない場合を比較!

個人情報

ネット詐欺専用セキュリティアプリである“詐欺ウォール”は、ありとあらゆるネット詐欺の被害を水際で防いでくれます。
したがって今回は、詐欺ウォールがネット詐欺の被害を具体的にどう防いでくれるのかについて、詐欺ウォールを導入していない場合と比較してみたいと思います。
ぜひ参考にしてください。

詐欺ウォールを導入している場合としていない場合の比較①偽警告の場合

偽警告とは、“ウイルスに感染しています”といった偽の警告画面を表示し、偽のセキュリティソフトを購入させたり、個人情報を窃取したりする手口のことを言います。
例えば、フリー素材サイトで画像をダウンロードする際などに、上記の警告画面が発生する場合があります。
1度この画面が表示されると、ブラウザの“戻る”をクリックしても戻れなくなり、その後具体的にどんなウイルスに感染しているか、感染状況など偽の画面が次々に表示されます。
そしてその偽の画面が一通り表示された後、“ただちにこちらのセキュリティソフトを購入することをおすすめします”というような画面が表示されます。
その画面には氏名や電話番号、クレジットカード番号などを入力する欄があり、入力してしまうと偽のセキュリティソフトを購入することになったり、個人情報を窃取されることになったりしてしまいます。
詐欺ウォールを導入していない場合、気付かずに個人情報の入力画面まで進んでしまい、結果的に偽のセキュリティソフトを購入してしまう可能性があります。
ただ詐欺ウォールを導入している場合、画像をダウンロードして偽の警告画面が表示された瞬間、その画面を覆い尽くすように“詐欺サイトの疑いがあります”という画面が表示されるため、偽のセキュリティソフト購入どころか、個人情報の入力画面まで進むこともありません。

詐欺ウォールを導入している場合としていない場合の比較②偽販売サイトの場合

偽販売サイトとは、代金を支払ったにも関わらず商品が届かなかったり、粗悪品を送り付けたりする手口のことを言います。
商品の到着予定日に商品が届かないことを不審に思い、メールを送信したにも関わらずそのアドレスが存在しなかったり、電話をしてもその電話番号が使用されていなかったりすることで、初めて詐欺に遭ったことに気付くというケースが多いです。
また偽販売サイトは、海外のセキュリティソフトでは見分けることが困難だと言われており、詐欺ウォール以外のセキュリティソフトを導入していたとしても、被害に遭ってしまう可能性が高いです。
詐欺ウォールを導入している場合、偽販売サイトにアクセスした時点、もしくは偽販売サイトで商品を選んだ時点(注文完了前の時点)で、画面に“詐欺サイトの疑いがあります”と表示されます。
したがって、商品が到着予定日になっても届かないという状況にはなりません。

詐欺ウォールを導入している場合としていない場合の比較③ワンクリック詐欺の場合

ワンクリック詐欺とは、サイトや動画の閲覧中に急に“会員登録が完了しました”といった画面が表示され、高額な料金を請求する手口のことを言います。
アダルトサイトまたはアダルトサイトの動画に多く、上記の画面が表示された後は、“料金を支払ってください”といったメールが大量に届いたり、電話がかかってきたりすることもあります。
詐欺ウォールを導入していない場合、詐欺であることに気付かず、指定された口座に料金を振り込んでしまう恐れがあります。
また家族や友人などに料金支払いのためのお金を借りるということになれば、さらに被害者は増加してしまいます。
詐欺ウォールを導入している場合、怪しいアダルトサイトにアクセスした時点で、画面いっぱいに“詐欺サイトの疑いがあります”と表示されます。
また怪しいサイトをそのまま閲覧し、違うドメインのサイトに飛んでも、そのサイトが危険な場合は何度でも“詐欺サイトの疑いがあります”と表示されるので安心です。
また通常のサイトであっても、バナーから急にアダルトサイトに飛ばれる可能性があるため、詐欺ウォールでワンクリック詐欺への対策をしておくのはとても効果的でしょう。

詐欺ウォールを導入している場合としていない場合の比較④フィッシング詐欺の場合

フィッシング詐欺とは、実在する企業を装ったなりすましメールを送り、偽のサイトにアクセスさせ、IDやパスワードなどの個人情報を窃取し、悪用する手口のことを言います。
よくあるパターンが、実在する金融機関などになりすまし、“カード再発行の手続きをしてください”といったような内容のメールを送りつけてくるパターンです。
詐欺ウォールを導入していないと、メールのリンクからジャンプしたサイトにID、パスワードなどを入力してしまい、個人情報を窃取されてしまいます。
また個人情報を窃取されると、勝手に預貯金を引き出されることもあるため、非常に危険です。
詐欺ウォールを導入していれば、メールのリンクからサイトにジャンプした時点で、すぐに“詐欺サイトの疑いがあります”という画面が表示されるため、個人情報が窃取されることはありません。

まとめ

詐欺ウォールを導入している場合、していない場合を具体的に比較してみましたが、いかがだったでしょうか?
詐欺ウォールはあらゆるネット詐欺に対応しているだけでなく、非常に早いタイミングで悪質なサイトを察知して警告してくれます。
したがって、普段さまざまなウェブサイトにアクセスするという方は、ぜひ導入しておくことをおすすめします。

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