ウイルス感染対策!クラウドサービスの正しい使い方とは?

ウイルス感染

クラウドサービスは、今や業種を問わず企業にとって欠かせないサービスとなっています。
ストレージやサーバー、ITインフラ等、非常に活躍する場面の多いクラウドサービスですが、ウイルス感染を起こしてしまう場合もあります。
日頃から、ウイルス感染してしまった場合を想定してクラウドサービスを利用しましょう。

ウイルス感染対策!クラウドサービスの正しい使い方①リスク分散

例え様々な用途で利用出来るクラウドサービスとは言え、ウイルス感染を起こしてしまえば利用出来なくなる可能性があります。
クラウドサービスがウイルス感染で利用出来なくなってからでは遅いので、早めに対策を打っておく必要があります。
まず取るべきなのは、クラウドサービスでのデータ保存を“一元化しない”という対策です。
クラウドサービスを利用するのであれば、複数のクラウドサービスを利用して、それぞれに同じデータを保存しておきましょう。
つまり、1つのクラウドサービスがウイルスに感染した事を想定したリスクヘッジですね。
また全てのデータをクラウドに移行する必要はないので、重要性や優先順位を考えて、クラウド上に移行するデータを選別しておきましょう。
またクラウドサービスのウイルス感染によって、回線が利用出来なくなるケースも考えられます。
念には念を入れて、メインで利用する回線とは別のアクセス経路を準備しておくべきでしょう。
ウイルス感染の被害を自社の機器にまで広げないように、感染したらすぐに切り替える事が重要です。

ウイルス感染対策!クラウドサービスの正しい使い方②無線LANについて

クラウド上のストレージサービスでは、基本的に保存データが暗号化されています。
企業側もSSL等を導入する事で通信経路を暗号化するという方法を取れますが、そこまで対策をしている企業は少ないです。
通信経路がフリーになっている場合、社外で無線LANを活用し、クラウドサービスを利用するのは非常に危険です。
特にカフェ等で利用出来る無料の無線LANは要注意でしょう。
このような無線LANは、クラウドサービスにおける通信情報を取得されやすく、サイバー攻撃やウイルス感染の被害に遭いやすくなります。

ウイルス感染対策!クラウドサービスの正しい使い方③IDの管理

クラウドサービスがウイルス感染しない為には、IDの管理体制を強化しなくてはいけません。
他のサービスとのIDの使い回しは要注意です。
もしクラウドサービスではなく、自社の他のサービス等でウイルス感染が発覚した場合に、クラウドサービスにおける二次被害の可能性が上がります。
クラウドサービスにログインする際、パスワードとIDの組み合わせだけでなく、様々な認証方法を提供しているクラウドサービスであれば、ウイルス感染を防ぎやすいでしょう。

まとめ

クラウドサービスは当たり前のように利用されているサービスですが、ウイルス感染への対策が遅れている企業はまだまだ多いと言えます。
ただ複数の外部機器や人員を必要としないクラウドサービスは、これからも事業における中核を担う事が予想されます。
企業は自社のセキュリティ体制を高める為に、“JAPHICマーク”等の第三者認証マークの取得を目指す等、常に向上心を持っていなくてはいけないのです。

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