ウィルスに感染!被害が広がらないための対応策とは?

ウイルス感染

会社のコンピュータがウィルスに感染してしまった場合、まず考えるべきことは「被害が広がらないための対策、対処」です。

ウィルスに感染してしまった時の対策法を実践することで、被害を最小限に抑えることが出来ます。

個人情報の適切な管理が出来ていることを証明できる「JAPHICマーク」を取得するなど、ウィルス感染を極力避けるための対策はあります。
それでもウィルスの脅威は、いつ何時やってくるか分かりません。

ウィルスに感染してしまったときの対策、対処は、どんな会社でも準備しておかなくてはいけません。

会社のコンピュータがウィルスに感染した時の対策

ウィルス感染が発覚したら、以下の手順で対策を実践して、被害を食い止めましょう。

ネット接続を切断する

まずはLANケーブルを抜き、無線LANがある場合はルーターのスイッチをOFFにします。
ネット接続の切断は、ウィルス感染が拡大しないために、1番最初に行う対策です。

他のウィルスが侵入してくることや、会社機密や個人情報が流出するのを防ぎます。

ただし、コンピュータ自体の電源を切ることは危険です。
ウィルスの中には、コンピュータを再起動した時に発動するものがあるためです。

コンピュータの状況を保存する

コンピュータのログや、保管されたデータであるイメージファイルを保存し、ウィルス感染の原因や、データのバックアップをするための対策をします。

コンピュータのウィルス対策ソフトをアップデートする

データの保存が完了したら、コンピュータにインストールされているウィルス対策ソフトを最新版にアップデートします。

アップデートする前のバージョンでウィルスの検知が出来なければ、ウィルス対策ソフトが正しく機能しません。

日頃からウィルス対策ソフトのアップデートを頻繁に実施していれば、いざという時に感染を未然に防ぐ事ができるので、常に心掛けておきましょう。

ウィルスの駆除

ウィルス対策ソフトをアップデートしたらウィルスチェックを行い、発見次第駆除します。
ウィルス感染の原因となってしまったファイルも削除し、またウィルスに感染しないための対策としましょう。

他のコンピュータと繋がっていた場合、マザーコンピュータ以外もチェックします。
会社内にあるすべてのコンピュータ、サーバー、リムーバブルディスクなどの機器でウィルスチェックをしましょう。

サーバーのウィルス感染が発覚した場合は、社外にコンピュータを持ち出している従業員にも連絡し、状況や復旧するための手順を伝えるのも重要な対策です。

コンピュータの修復

ウィルス被害にあったシステムを、修復出来るセキュリティソフトを使用すれば、コンピュータの修復が可能です。

ウィルス対策ソフトをもう1度アップデートし、ウィルススキャンをしてウィルスが完全に駆除されているか確認します。
ウィルスの検出が完全になくなるまで、何度もアップデートとスキャンを繰り返しましょう。

ウィルスソフトを使用しても改善しない場合

ウィルスの中には、ウィルスソフトでは検出不可能な新しいウィルス、またはソフトの効果を発揮させないウィルスも存在します。

会社内で解決する場合は、コンピュータのデータを初期化しないといけない場合もあり、その際はデータのバックアップを取る必要があります。

ウィルスの再感染を防ぐため、完全にウィルスが駆除出来たデータのみをバックアップしましょう。
一部のデータは失われることになりますが、すべてのデータが感染してしまうことに比べると、やむを得ない対策だと言えます。

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